テレビドラマで打線組んだ

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小さな巨人 2話 動画をみた感想です(ネタバレ)

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2話視聴率の低下の原因は?

日曜劇場 小さな巨人、第1話はかなり期待外れでしたが、第2話は結構良かった、と私は思います。もちろん、第2話も突っ込みどころはあります。実際、ネットの評価を見ると第2話もそれほど評判は良くないですし、視聴率は13.0%と多少下がっています。しかし、視聴率低下は、ボクシング中継で時間が繰り下がった影響だと思いたいところです。

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第2話、どのあたりが良いか。ひとつは捜査1課刑事・山田(岡田将生)そして主人公・香坂真一郎(長谷川 博己)と山田との関係です。山田は、捜1課長・小野田(香川照之)から任され、香坂の捜査に絡んできます。基本的には香坂の行動をバカにした雰囲気ではあるものの、香坂の聞き込みに付いていったり、その手助けをします。

最終的には香坂の手柄を横取りするわけですが、その微妙な距離感がいいですね。この距離感を良く表していたのが、芝署刑事課内で香坂、山田、渡部(安田顕)が話すシーン。終業後で他の刑事課員はいないのですが、山田は入口にとどまっていて、いくつもの机を隔てて窓際の香坂と会話するのです。テレビ画面だと端と端。リアルだと不自然な距離なのだけれど、映像的に2人の心理的距離感をよく表現していました。

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小さな巨人

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刑事ドラマとしては斬新な関係性!?

この香坂と山田の距離感は、刑事ドラマとしては結構斬新だと思います。もちろん、優れた主人公の手柄を捜1刑事が最終的にかっさらって行くパターンはよくあります。でも、香坂-山田の関係は、共生と寄生の中間のようなものです。山田にしても、勘頼りと批判しつつ香坂の捜査能力を買っているのは明らかです。従来だと、横取りする捜1刑事は無能か口だけ番長タイプですが、山田の場合、それなりに有能。見た目にも超美形だし、ちょっとしたダークヒーローという感じ。

この山田を更に利用しているのが捜1課長の小野田。この香坂-山田-小野田の微妙な三角関係を受け入れられるかどうかで、このドラマの評価も決まっちゃう感じですかねえ。もう一人の主要キャラである渡部は完全に正統派熱血漢なんで、渡部が嫌いだという視聴者はほぼいないでしょうから。

もっとも、山田は課長付き運転手です。捜1課長のそばで「いろいろ勉強させてもらえる」立場ではあるでしょうが、捜1課長の下には、理事官、管理官や係長がいるわけで、山田が好き勝手に行動しているのは非現実的ですね。実際、内藤剛志さんが主演しているテレ朝の『警視庁・捜査一課長』にも捜1課長付き運転手が出て来ますけど、捜査にも参加できない程度の下っ端。普通に考えると運転手役がそんなに高い地位ではないでしょうね。

第2話はカメラワークもなかなか良かったと思います。カット割りがかなり細かく、山田の肩舐めの香坂とか、フォーカスを変えて2人の人物の会話を続けるとか、ドリー撮影とか、下手をするとうざくなる画面構成でしたが、それほど不自然さもなくカットをつなげていました。数えていませんが、第2話だけでも相当なカット数なのではないでしょうか。私としては、第2話の調子で頑張ってもらいたいと思います。

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