読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

テレビドラマで打線組んだ

好きなテレビドラマの感想、考察などを語っていきます

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 1話 動画をみた感想です(ネタバレ)

f:id:momotaeimi:20170502235338p:plain

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第1話、これはかなりマズイんじゃないでしょうか?実際、視聴率も初回で6.9%とかなり厳しい。私はそんなに嫌いじゃない雰囲気なのですが、いろいろチグハグなんですよねえ。もう少しきちんとやれば成立するものを、どうしてあんな風につくってしまうのか、非常に惜しいと言うか残念です。

f:id:momotaeimi:20170502235533j:plain

まず、ストーリーが・・・。館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)が勤務先の博物館から、骨格標本をつくる標本士・九条櫻子(観月ありさ)のもとにお使いに行かされるのは良いでしょう。しかし、その時、たまたま櫻子が博物館依頼の狐の死体の骨片の中から人骨を発見し、狐のいた森に館脇とともに行き、そこで見つけた白骨死体が、なんと館脇の住むマンション(母親が家主)の住人だったという話には白けます。

原作でも、死者は館脇と同じアパートの住人なのですが、死体発見の経緯がドラマでは大きく改変されているのです。原作では、死体は白骨ではなく、館脇と櫻子が様子を見に行ったアパートの部屋で死んでいたという話です。これならおかしな偶然はなく、2人が事件を独自捜査するのも不自然ではありません。

しかし、ドラマでは偶然だらけ。白骨を事件に絡めるように変えた改変じたいは良いとしても、同じマンションに拘る必然性はありませんでした。しかも、舞台は東京なのです(原作では旭川市)。東京で、全く偶然に遺体の第1発見者が、死者と同じマンションに住む者だったというのはあり得ないし、大体、母親が家主だったら、半年間も住人の行方不明が放置されているのもおかしい。

また、館脇が櫻子にすぐ捜査を依頼するのもヘン。櫻子に法医学的知識があるのはドラマ中でも説明されていましたが、館脇が、悪印象の櫻子に頭を下げてまで、探偵でもない相手に捜査を頼む背景の説明がありません。ここも原作からの改悪箇所。こうした雑な展開がドラマ的なリアリティを下げてしまうことにどうして脚本家やスタッフは気づかないんでしょうか?

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」見逃し動画ここで観ます

↓

フジテレビオンデマンド

f:id:momotaeimi:20170502235603p:plain

リアリティと言えば、出てきた骨、特に頭蓋骨が綺麗すぎ。あんな、いかにも模型みたいな感じじゃねえ。館脇も、原作の高校生設定ならともかく、大の大人がたかが骨で怯えすぎです。櫻子のキャラも中途半端。骨にしか興味がないのに、音楽の趣味はメタル。メタル趣味はスカルつながりのつもりなんだろうけど、唐突すぎます。

また、スイーツ好きというキャラもねえ。原作の20代女性の設定ならともかく、40歳のおばさんがスイーツに目がないのはあまり可愛くもない。さらに、骨にしか興味がない割りに、死者の住んでいた部屋の中を興味深げに見て回るし、死者の妹についても「やることはやっている」とゲスい表現をしたり、たまに、人情の機微が分かっている風なことを言うし。キャラに一貫性が欠けています。

観月ありささんの演技はそんな嫌いではないし「骨に無駄なものはない。他のものごとも同じだ。すべては必然だ」と語る世界観は奥行きのあるものです。さらに、(ネタバレですが)櫻子は正太郎という名の弟をなくしており、どうも、館脇が同じ名前であることにある種の感慨を持っている様子。

ちゃんとつくってくれさえすれば、かなり素晴らしいドラマになる余地はあるし、キャストもネットで言われているほど悪くはありません。館脇の勤務先の博物館に上川隆也さんが勤めていますが、これも、今後の話の展開を予想すると、胸が熱くなると言うか、たぶん恐ろしい配役なんですよねえ。本当に私としては展開に胸膨らむ想いなので、なんとか今後立て直して欲しいところです。「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」見逃し動画はここで観ます⇒FOD(フジテレビオンデマンド)

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」見逃し動画ここで観ます

↓

フジテレビオンデマンド