テレビドラマで打線組んだ

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貴族探偵 8話 見逃し動画をみた感想です(ネタバレ)

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相変わらずどうとでもなる話

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月9ドラマ貴族探偵 第8話は、愛香が母校の先輩を訪ねる話でした。先輩・韮山瞳(上原多香子)はきのこの研究をしている生物学研究の准教授です。愛香は文系なので、先輩と言っても所属していたミステリー同好会の先輩です。しかし、そこでゼミ幹の大場和典(松川尚瑠輝)が殺されるのです。

なんと重要参考人として警察に連行されてしまう愛香。しかし、鼻形(生瀬勝久)が助けてくれることになり・・・という展開でした。まあ、そもそも、ゼミ生が研究室で殺人事件を起こすなんてナンセンスですよね。わざわざ犯人が絞り込まれる訳ですから。まあ、ドラマだから仕方ありませんが。

今回は特にトリックはなく、誰が犯人かということですが、相変わらずどうとでもなる話でした。鼻形、つまり、生瀬さんの出番が多かったのは良かったかな。鼻形は「大船(おおふな)乗り換えのつもりでこの鼻形に任せておけ」と言って「大船(おおぶね)に乗ったつもりってことね」と愛香に返されていました。

これ、関東の人じゃないと意味不明かもしれませんが、大船(おおふな)って駅が神奈川県にある訳です。別に面白くもない駄洒落ですが、鼻形っていい奴だと思いました。しかし、一方の貴族探偵(相葉雅紀)は全然人柄が良く見えませんね。メイド・田中(中山美穂)によれば、優しいいい人なんですけど。

確かに、貴族探偵も言葉とは裏腹にいろいろ配慮できる人なんだろうと思います。ただ、相葉ちゃんの演技だとそういうニュアンスが伝わらないんですよね。例えば、「キミはバカだね」と言うだけでも、そこには無限の感情を込めることができます。シンプルに「私はキミをバカだと思う」という見解だけでなく・・・。

相葉ちゃんは言葉しか言っていない

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怒り、悲しみ、軽蔑はもちろん、憐れみ、慨嘆、親しみ、愛情、感嘆、賛賞、尊敬さえ示し得る訳ですよ。多分、貴族探偵を及川光博が演じたとしたら、少なくとも10パターンの気持ちは表現できるでしょう。比較的淡々とした演技のミッチーでさえ。ところが、相葉ちゃんの言葉は「私はキミをバカだと思う」という見解だけ。

だから、単にイヤな奴にしか見えません。今回は視聴率が遂に7.0%まで落ちて、それは裏で試合していた錦織のせいだと相葉ちゃんのファンは言っていますが、そうじゃないんです。相葉ちゃんの演技が下手すぎるんです。相葉ちゃんは言葉しか言っていない。気持ちが何も伝えられていないのです。

ただ、ドラマを見る立場に立った場合、これはひとつのチャンスです。本来、脚本家はこの言葉にどういう気持ちを込めたかったのか、その思いを推し量りながら、つまり、「忖度(そんたく)」しながら見ることができるからです。これは、相葉ちゃんが大根な棒演技しかできないからこそできる特典です。

FODだと「停止」とか「10秒戻る」とかあります。相葉ちゃんのセリフの後、考える訳です。これを他の人、例えば、生瀬さんや松重さん、滝藤さんが貴族探偵だったらどう演じただろうか、上川隆也だったら、鈴木浩介だったら、岡田将生だったら・・・。もちろん、単なる言葉の吹き替えではなく、どういう感情表現をしたかです。

『貴族探偵』のキャスティングは相葉ちゃん以外はほぼ素晴らしいので、妄想の中だったらもっともっと素晴らしいドラマにできます。テレビドラマって単に受け身で見るだけが能ではありません。やっぱりね、ドラマ通としては自ら演技や演出を考えるくらいでないと。そういう点では『貴族探偵』は最高のドラマですよ。「貴族探偵」見逃し動画はここで観ます⇒FOD(フジテレビオンデマンド)

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